年末に実家でやることがない人のために、おすすめの作品を雑に紹介する。
NETFLIX 編ユニークライフ クィアアイ(Queer Eye)ザ・キリング(The Killing)殺人を無罪にする方法(How to Get Away With Murder)13の理由(13 Reasons Why)ハンドレッド(The 100)サバイバー運命の大統領(Designated Survivor)The OA3%(※ただしシーズン1のみ)オクジャ栄光のチーム:ユヴェントスHulu編ウェントワース女子刑務所ハンドメイズ・テイルゲーム・オブ・スローンズAmazon Prime Video 編ウォーキング・デッドスニーキー・ピートオール・オア・ナッシング ~マンチェスター・シティの進化~
NETFLIX 編
ユニークライフ
自閉症の青年が主人公のヒューマンドラマ。感動あり、ユーモアあり、主人公のサムだけではなく、その家族や恋人、友人たち一人ひとりに個性があり、丁寧にストーリーが描かれているところが良いです。主人公の妹ケイシーと友人のザヒードが好きです(もうひとり好きなキャラがいるけどネタバレなので書きません)あとエイミーオクダも出てます。
クィアアイ(Queer Eye)
ファッションや文化・料理など各分野のプロであるゲイの男性5人が「イケてない男性」を改善していくリアリティ番組。よくある日本の改造計画ものと違って、外見だけではなく対象者の内面にも寄り添ったり喝を入れたりしている点がよいです。育った環境や宗教・セクシャリティは違っても、なによりも自分自身や家族を大切にすることを教えてくれます。
ザ・キリング(The Killing)
私が一番好きなドラマです。これはNetflixオリジナルではないのでAmazonプライムでも見られるはず。物語の構成・俳優陣・空気感、全て好きです。そう、ひたすら暗く、いまいち進みが遅いサスペンス・ドラマです。原作はデンマークのドラマですが、私はこのリメイク版をオススメします。今やハウス・オブ・カードやオルタード・カーボンで有名になったヨエル・キナマンとミレイユ・イーノスが主人公です。この2人が刑事で、殺人事件を追っていくのですが、人間としてすごくダメなんですよ。ダメ過ぎて2人でやっと立っている状態なのが人間臭くてね、良いです。ミレイユ・イーノスが演技うますぎというのもあり、ヨエル・キナマンの良さが際立っているのです。ヨエル・キナマンが一番ハマってるのは間違いなくこのドラマです。このドラマでヨエル・キナマンのファンになった私は、他の出演作品を見てもいまいちグッと来ません。というヨエル・キナマン押しの作品。
殺人を無罪にする方法(How to Get Away With Murder)
タイトル長いけどこれも良くできたサスペンス作品。シーズン2も3もいつ出んねん!とファンをヤキモキさせていた(はず)ですが、とりあえずシーズン3まで配信されています。本国ではシーズン5まで配信されている模様。凄腕弁護士・犯罪学教授であるアナリーズとその授業を受講する5人の大学生の人間関係とめくるめく殺人事件の話。まじかよぉ・・・と思ってしまうほど沼にハマっていく事件と、人はだれしも悪人になりうる可能性があると思わせてくれるキャラクターたち。全体的にはシリアスだけど、各キャラクターがなんだかんだでモテそうな感じなのがよいです。
13の理由(13 Reasons Why)
これはもう有名すぎるんでみんな見てますよね。最初はよくある学園ものかと思って見始めたんですけど、エグさがあって良いです。もう1つ学園もので「リバーデイル」という人気作品があるのですが、こちらはキャラクターがキレイすぎるのか、いまいちリアル感がなくてシーズン1の途中で見るのをやめてしまいました。「13の理由」は自殺をテーマにしているため、本国ではティーン・エージャーへの影響が懸念されたほどの人気ドラマ。リアルでありサスペンス要素もあり、各キャラクターの個性もあって良いです。アメリカの高校ってやっぱこんな感じなのかなぁ。時々オールド感(所謂、昭和感)があるところが作品の味になっている気がします。特に音楽が良いのでSpotifyのプレイリストを置いておきましょう。
ハンドレッド(The 100)
この作品のいいところは、結構人気なキャラクターを「え!ここ?」みたいなところでさっくり殺してしまうところですね(ゲーム・オブ・スローンズと同じ手法ですね)というのはまあ本当なのですが、核戦争で住めなくなった地球を捨てて宇宙で暮らしていた人類が「もうそろそろ地球、いけんじゃね?」と言って、地球に帰るんだけど、まあお決まりのごとく、他の人類が生きていていざこざになる物語ですね。主人公のクラークをはじめ、結構ご都合主義というか自分勝手なキャラクターが多いので日本人的感覚で見ていると「おいおい」となる点は多いです。はっきり言ってシーズン4くらいからは戦闘シーンが多くてダレてくるのですが、シーズン5の最後で「あのキャラクター」にフォーカスしてくれたので結構キレイに終わった気がします(まだ続きそうな見込みはありますが)え?この作品の良いところですか?そうですね、ベラミーが佐々木蔵之介にそっくりというところでしょうか。
サバイバー運命の大統領(Designated Survivor)
キーファサザーランドが出てればだいたい24とは言ったものですが、これもまあソフトなジャック・バウワーが突然大統領になったという話ですね。だいたいは。それはさておき、政界ものなのにハウス・オブ・カードより話がわかりやすいのが良いです。あ、キム・レイバーが出てきてさらに24感増しちゃったけど。誰が裏切りものかがわからないし、全員裏切りものかも知れないのでハラハラしながら楽しめます。ちなみに同じくキーファサザーランドが主人公の「タッチ(TOUCH)」もオススメです。こちらは父親と息子の話なので24感は薄いです。
The OA
これはめちゃくちゃ見る人を選ぶ作品ですね。娯楽を求めている人は見なくてもいいと思います。途中で意味がわからなくなる時もあるのですが、ぐいぐい引き込まれていくのもまた事実。SFとか現実離れした話が好きだけど、人間臭くもあって、多少のエグさも欲しいわ、って人にはオススメです。行方不明だった盲目の女性が変態博士に監禁されて実験対象にされて、ある日突然戻ってくるけど何故か目が見えるようになっていて・・・ってこれだけだと意味わからないけど、辛抱強い人はぜひ見てほしい。最後のシーン、好きです。ところでシーズン2いつ?
3%(※ただしシーズン1のみ)
シーズン1はオススメです。シーズン2は2話くらいでエグすぎる描写があったので見なくなりました(爬虫類が苦手なんだよね・・・)映画「CUBE」が大好きな私としては、謎の施設に閉じ込められて謎解きしながら人が減っていくストーリーは大好物なんですよね。
オクジャ
映画です。結構話題になってたので見た人も多いかも。ウォーキング・デッドのスティーブン・ユアンと、The100のデヴォン・ボスティックが出ているところがオススメです。出番少ないけど。ひたすらにオクジャという巨大な豚と主人公の女の子が可愛いけど、たまにショッキングな描写も放り込んでくる。子供向けではないですね。中学生くらいからならOKでしょうか。
栄光のチーム:ユヴェントス
Hulu編
ウェントワース女子刑務所
女子刑務所です。怖いですよね。怖くないはずないですよね。なんかもう全員怖いんですよ。みんな美人なのに美人が歪むほどの怖さなんですよ。刑務所で生き抜くための嘘と暴力と仲間と愛の話。とにかく全員キャラが濃いし、話もよくできてる。NETFLIXオリジナルの人気ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」も女子刑務所の話ですけどあのドラマはコミカルすぎてちょっと苦手でした。ウェントワースはオーストラリアのドラマみたいで、他で見たこと無い俳優陣なのがまた良いです。
ハンドメイズ・テイル
2018年のベストドラマはこれですね。ディストピア好きはよだれが止まりません。アメリカが環境汚染で不妊の国になって、ギレアデ共和国になっちゃって、妊娠可能な女性は上流階級の家の子供を無理やり産まされるわ、国に逆らうとサクッと殺されちゃうシステムだわで、めちゃくちゃなんですけど、時々「あ、なんかふとしたきっかけでアメリカのような先進国がこうなっちゃうのかもしれない・・・」って恐怖を植え付けてくるドラマです。エリザベス・モスの演技がたまりません。あともうね、出てくる男性が全員ゴミなのですが・・・。まあそれは置いておいて、このドラマまだまだ続くのだろうか。そろそろギレアデの謎に迫ってくれ!
ゲーム・オブ・スローンズ
はいGOTですね。GOTのせいで寝不足になった日本人は何人いるのでしょうか。このドラマの良さですか、もちろん主人公クラスの人気者がある日突然死ぬところですよね。ちなみに序盤、ジョンとロブが似すぎでよくわからなくなる問題とかあるので、人物相関図を確認しつつ見ることをオススメします。私はシオン・グレイジョイが好きです。まあシオンのストーリーもそうなんですけど、時々ドきつい性描写とか暴力描写があるので、それが苦手な人は飛ばしながら見てください。
Amazon Prime Video 編
ウォーキング・デッド
Huluでも見れるんですけど、HuluもNetflixも入って無いよ!でもプライム会員だよ!という人は、まあとりあえずウォーキング・デッド見ておきましょう。今更ですけど。でもやっぱり人気なだけあって面白いですよ。シーズン1の3話くらいまでと、シーズン7・8は修行だと思って我慢して見ましょう。ゾンビでしょ?気持ち悪いって人は、多分それ間違いです。シーズン2くらいからゾンビの存在が小さくなりがちなので。The 100の時にも感じたのですが、アメリカは、リーダー的存在の人がご都合主義かつ無慈悲に人を殺しても人気を保てるのでしょうか?ちょっと気になるところ。
スニーキー・ピート
ジョヴァンニ・リビシが好きなんで。ストーリー自体は時々単調になるのでもうちょっと刺激が欲しいなーと感じる時はありますが、ジョヴァンニ・リビシの声がいい感じなので大体カバーされます。刑務所から出てきた詐欺師が行くあてに困り、刑務所仲間だった男のフリをして家族を訪ねる物語です。主人公がジョヴァンニ・リビシ以外だったら見るのやめてたかもしれませんが・・・。
オール・オア・ナッシング ~マンチェスター・シティの進化~
"尊敬する人"ってあまりいなかったのですが、今度からは「ペップ・グアルディオラ監督!」って言おうと思います。シティが好きでペップが好きな人は絶対見たほうがいいですけど、それ以外の人が見ても「かっこいい!」と思うように作られています。サッカーの戦術的なことよりも、選手一人ひとりにフォーカスしている、シティのプロモーションビデオですね。
と、ほとんど有名な作品ばかりではありますが、これくらいあれば年末年始の暇は潰せるのではないでしょうか?オススメの映画などはまた次回。